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初めてフランクミュラーを購入する人向け、購入までの流れ

フランクミュラーは高額な腕時計なので、ちょっとした買い物をするのとは大きく違う。ここでは実際に購入する場合の流れをもとに、抑えておくべきポイントを紹介する。

初めてフランクミュラーを購入する人向け、購入までの流れ

STEP1.事前準備を行う

フランクミュラーの時計は高価な買い物だから、後で買ったことを後悔することだけは避けたい。「いざ時計を購入」という場合も、いきなり時計店に行くのではなく、ある程度買いたいモデルに狙いをつけておくといい。

インターネットなどで情報収集

事前準備は念入りに

まずは雑誌やインターネットなどで情報収集する。実際に購入予定のお店のホームページを確認しても良いだろう。どれか一つでもよいと思ったものが見つかればそれに越したことはないが、たとえ見つからなくても大丈夫。いくつか時計の写真を見ながら、漠然とでも良いので自分の欲しいと思うイメージを思い描いておくことが大切

どのような状況で時計をつけるのかはっきりさせておこう

欲しいイメージが固まっていれば、お店に行って相談することで経験豊富な店員さんがその人に最適なモデルを提案してくれるはずだ。そのためにも着用するシーンや服装まで、なるべく具体的にイメージを固めておこう。

STEP2.フランクミュラー販売店へ

フランクミュラー販売店へ

時計を買うなら、一度は時計店に行くこと。時計店は最新情報に精通した時計専門の店員さんが常駐し、最適な1本を探す手伝いをしてくれる。ただし、時計店には大きく分けて2種類の形態がある。それがよくブランド品を購入するときに聞く「正規店」と「並行店」だ。

「正規店」と「並行店」には違いがある

2つの違いは流通ルートにあるが、本格時計を購入しようという場合は、ブランドと正式契約している正規店が断然おすすめだ。

確かに並行店の場合は、全体的に正規店に比べて価格が安いというメリットはあるが、海外のお店などで商品を買い付けることが多く、二次販売品であったり、中古買取品といったりする可能性も否めない。このあたりのことは「フランクミュラーはどんなお店で購入すればいいか」で説明しているので参考にしてほしい。

安心して購入したいなら正規店で購入する(ただし定価)

正規店は流通ルートも安定しているし、メーカーと直結しているため購入後のアフターケアも万全。最新モデルもいち早く入荷し、色や素材のバリエーションも豊富。ディスプレイの仕方もフランクミュラーのコンセプトに基づいたものが多く、世界観が分かりやすい。そのため、正規店は初めてフランクミュラーを購入する人でも安心ともいえる。ただし、正規価格なので並行品に比べて高い。

STEP3.試着をする

試着をする

購入前に実際の時計を試着することが大切

事前に購入したいモデルの見当がついている場合も、念のため他の商品も確認しておこう。インターネットや雑誌など得たイメージは、実際の商品のイメージと食い違うこともある。

また、購入する時計をこれから探すという人は、じっくりと時間をかけて選んでほしい。お店の人に声をかけて、欲しい時計のイメージや、装着する場面、購入予算などを伝えれば、いくつか候補のモデルをピックアップしてくれるはずだ。

そして気になるモデルがあれば、遠慮せずにディスプレイから出してもらって手に取り、実際の時計の色味や質感、装着感を試そう。その際、洋服を試着するように、必ず鏡を使ってサイズ感や、全体のバランスなどを確認しよう。もし不安があるようなら、迷わず店員さんに相談すること。時計選びに妥協は禁物だ。

どんな服装に合わせたいかを考えておこう

販売店へ行く当日は実際に時計を合わせる服装で来店しよう。たとえ休日であっても、スーツに合わせる時計を買うならスーツ姿で来店しよう。カバンやベルト、靴などのアクセサリー類も、文字盤やストラップの色などを決める際に重要な要素となる。

腕時計試着の際のマナー

フランクミュラーは高級時計のため、試着の際のマナーも当然ある。見たいモデルを全部出してもらうのではなく、一度に出してもらうのは2~3本が目安と心得よう。もっと数を見たい場合は、数回に分けて試着しよう。また、試着の際は時計に傷がつかないようにアクセサリー類は外すこと。時計の革ベルトを装着する際は、穴留めしないのもマナーだ。

リューズやボタン類など時計を操作する際は、万が一のことを考えて、店員さんに確認したうえで行おう。

気軽に相談していい

正規店の店員さんは、時計を売るという目的だけでなく、そのブランドを広く知らしめる役割を持っていたり、時計選びを助けてくれるコーディネーターであり、アドバイザーだ。時計を雑に扱ったり紳士的でない態度をとったりするなど最低限のマナーさえ備えていれば、買うつもりがなくても一切問題ない。ブランドについて教えてもらったり、時計について教えてもらったり、どんなことでもいいので気軽に相談しよう。

試着3カ条

  • 一度に見るのは3本まで
  • 鏡を見ながら確認
  • 商品に傷がつかないように注意

STEP4.購入する場合は

購入の際は

購入後のことも考えて購入すること

メーカーの製品保証や販売店独自のサービスなどもあるので、ここで疑問が残らぬようにしっかりと確認しておこう。また、購入の際には、店員さんから時計の操作方法などの詳しい説明がある。特に機械式時計の場合は、アフターケアの方法までしっかり聞いておくこと。

時計は高価な買い物。万一のときの備えも大切だ。その点、正規店で扱っている時計は保証がしっかりしているので安心。メーカー保証はもちろん、会員限定の手厚い保証プログラムを用意しているお店もある。

購入時の付属物は捨てずにとっておくこと

時計を購入すると、保証書や取り扱い説明書などが付属する。メーカーによっては、購入後に必要事項を記入したハガキを郵送することで、後日、保証書を送り届けるといった場合もある。

これらの購入時についてくる付属物は、箱などは必要だが、使わないベルトのコマや保証書など、日常で使う際にはあまり必要でないものもあるかもしれない。ただし、万が一飽きたりステップアップして次のモデルを買ったりするため、時計を買取ってもらう場合に必要になってくる。 付属物がなければ買取金額が下がってしまう場合も多々あるので、大切に保管しておくこと。

ローン購入という手も

数十万円もする高価な時計。いざ購入の意志が決まったとしても、なかなか一括で支払うのは難しい……。そんな場合はローンを使って購入するという手も。時計店によっては、低金利ローンを実施している店もある。

ただし、ローン決済には免許証などの身分証明書が必要なので持参すること。後々、印鑑も必要になるので、購入意志を持ってお店に行く場合は、あらかじめ用意しておくとスムーズだ。無金利ローンがある場合は、たとえ懐具合が寂しくとも購入しやすい。しかし、あまり支払期間を長くすると次の購入に響くため、オーバーホールのタイミングである36回払いが無難なところ。