品名 | カサブランカ/CASABLANCA |
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色 | ホワイト・ブラック・サーモンピンク |
ケース素材 | ステンレス |
ガラス | サファイア |
ムーブメント | クオーツ・自動巻 |
サイズ展開 | 2500・2250・1750・7500・2852・5850・6850・7850・8880 |
その他 | 日常生活防水 |
フランクミュラーは一般ユーザーの手に届くようにと「カサブランカ」をリリースしそれまで好んで使用していた「金無垢素材」ではなく、ステレンレススチールを中心としたスタンダードモデルとして、多くのユーザーから支持を得てきた。
トノーカーベックスに組み合わされるフェイスは、ケースの美しさを強調する為にギョーシェ加工が施されていないプレーンなものを採用し、シンプルでスタイリッシュさが魅力のモデルとなっている。
そもそもカサブランカは、フランクミュラー初のステンレススチールモデル。映画『カサブランカ』がモデルの由来だが、時計のコンセプトもヨーロッパの人々が憧れを抱いた1940年代のカサブランカから、インスピレーションを得ている。
サハラ砂漠の砂塵ガラステンレススチールを、街灯すらない夜道から夜光ダイヤルを、うだるような暑さからタフなカーフベルトを思い描いた。
基本となる美しいラインはトノーカーベックスだが、サハラ砂漠の砂塵からメカニズムを保護するステンレススチールを、街灯すらない真っ暗な夜道のために夜光塗料を施した文字盤を、うだるようなアフリカの暑さにも負けないタフなカーフベルトをそれぞれ思い描き、誕生した。
近年、腕時計の文字盤の表面には、紫外線の影響から守るためにUV処理が施されるが、カサブランカの文字盤にはあえてこの加工を施していない。使い込むほどに、まるでヴィンテージ・ウオッチのような風合いのある文字盤に変化していき、自分だけのオリジナル・エイジングを楽しめる。ひとたびカサブランカを手にしたとき、人は旅への熱き想いを掻き立てられてしまうことだろう。
カサブランカはフランクミュラー初のステンレススチール素材の量産モデルとして1994年に登場。夜光塗料を施したビザンインテックスの採用や独特の形状が特徴的なブレスレットモデル。47×34ミリ(リューズ除く)。
トノーカーベックスのデザインを導入し、上質なステンレススチールを用いて製作されたのがこのモデル。SSケースとはいえ決して廉価版ではなく、そこにはフランクならではの高度な技術が投入され、彼の時計美に対する洞察の深さを知ることができる傑作。
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